2011年08月03日

学士会報で先を越された

≪その内にじゃ遅い≫
学士会報に同領域の研究者の活躍紹介が出るとは考えてもいなかった。
確かに彼もその会の人であり、最近北大で大活躍をしている人である。
私が京大の経研にいた20数年前の昭和末期頃は、専門が観光学・観光経済というと、何それと言われた。

【私の京大経済学部の博士論文の審査評価は、東欧社会主義国のサナトリウム事業を資本主義国のリゾートビジネスに置き換えての経済的視点の経営研究は、貴重で興味深いものであるという良い評価を頂いた。】

聞かれるのが嫌で、「旧スペイン植民地の経済政策比較」と答えていた。確かにこれが京大でしていた研究である。
それが、時代は変わり10数年前から三橋先生が観光領域を研究したのは先見の目ですかと京大の大先生に言われ、笑ってしまった。
≪日本の研究ブームは遅れている≫
偶然、40数年前に自分の不勉強から、領域外の日本では馴染みのない観光をテーマで卒論を書く破目になった。
それが、83ヶ国を旅し世界を股に掛け、観光というビジネス領域で飯を食っているという事実は自分でも不思議に思う。  


Posted by 三橋 at 00:04Comments(0)