2007年12月28日

忍耐の限界の後

≪エー加減にせいや!≫
関西で最近この言葉を街頭で頻繁に耳にし、友人の住むマンションの隣室などからも聞こえてくる。
当然、この兆候は日本の全地域に広がっていることと思えます。
厳しい我慢や忍耐の果てにあるものはなんでしょうか。
報道される事件を知るにつけ不安になります。
労働者間のインカム格差や人間社会、家族関係の変容が、お互いの個人感情の理解を難しくしてきているようです。
それに対応する人間関係のハウツー教育が必要になっています。
≪ポジションを気にする日本人≫
お笑いの麒麟・田村裕の書いた「ホームレス中学生」がベストセラーになっている。
内容的に、特に面白いというものではないと思います。
しかし、自分より下の生活をした者がいるという日本的人的な安心感願望心理が、その本を買わせているのでしょうか。
兎に角、日本人は自分の位置・地位を確認するのが好きな人種です。
それが、国民総中産階級意識(願望)で安定成長を続けてきた日本だったと思います。
それを失った社会の狼狽ぶり、無責任状態が、今の風潮のように思えます。








Posted by 三橋 at 14:34│Comments(0)
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