2006年08月07日
試験採点からの観光学

今日も休日出勤。大学の先生って楽に思う人がいるけど、けっこう雑務も多く大変なんだよね。
≪つける方



楽しくも面倒な作業です。一番簡単なのは選択もの、記入もの、記述もの、レポート、他
・選択ものはあまり感情が入らない。ただ、数字や記号でも丁寧に書いてよね。
・記入ものの字を間違いないでよね。はみ出さないでね。キチット書かないと
印象悪いよ。平均の出来によっては減点を多くするよ。
・記述ものは出題者が何を求めているかのポイントを抑えないと駄目だよ。だた長々と
意味のない言葉を並べられても困ります。授業で何を強調していたかが重要です。ま
た、読みにくい字、書きなぐり、小さすぎる字は、読んでくれよという意思が見えない。
読むのに時間をかけてるのでスッキリと書いてね。あっているのにいるのに、字数を増
やすために余計なことを書いていて、それが間違っていると大きな減点になるよ。
・昔、レポートの採点は先生が投げて遠くに飛んだのから良い点をつけたというのは、ち
ょと眉唾もんに思えます。ふざけてやった先生もいたかも知れないが、拾う手間のとこ
を考えると投げる人はいますかね。枚数が多い時は、より読みやすく書いてね。疲れて
くれと内容でなく見た目採点になることもあるので。一言、「講義ご苦労様」とか「楽しい
授業でした」とか書いておくと+アルファー点が付くと思うよ。
*つける先生の気持ちを汲んで書くと良い点につながります。しかし、その逆だと
むしろ、厳しい採点となるでしょう。すれすれの人は気を付けて下さい。
我々にとってどれだけ理解されてるかを知るのは、意味の深いことです。受験者の気
持ちが伺えるような回答を期待してますよ。
≪つけられる方

・どうしてそんな点。ちゃんと見てよ。
・授業で聞いてないよ
・A子ちゃんと同じなのに何で私の方が悪い点
・出席していれば単位をくれるんでしょう
・大学の採点は高校ほどきびしくないね
Posted by 三橋 at 00:13│Comments(0)