2008年10月13日

メキシコの友人からのメール

≪不況の波はどこまで≫
米国に続き、今回はメキシコから世界的恐慌の兆しの連絡が入っています。
メキシコの堀内君は大学で電気工学を学んだ人間で、かなりの従業員を抱える電気工事会社を経営する、メキシコでの成功者の1人です。
先日自殺した三浦元社長とは全く関係ないが、現在米国とメキシコの国境にあるマタモラス刑務所の監視システム工事をしているそうです。
①当事国でない日本政府は、相応の影響はあるが世界恐慌というほどのものではないと考えているようです。
②いつも言われる日本国及び日本人の危機管理とは如何にが、また、ここに試されると思います。

≪根源となったサブプライムローンとは≫
①主にアメリカ合衆国において貸し付けられたローンのうち、優良顧客(プライム層)向けでないものをいう。
②低所得者向けとだけ言われるが、厳密には通常の住宅ローンの審査には通らないような信用度の低い人向けのローンである。
③一般の信用力の評価基準に所得が多いか少ないかは含まれていない。
④狭義には、住宅を担保とする住宅ローンに限定され、広義には、自動車担保など住宅以外を担保とするものを含む。
⑤一般的に他のローンと比べて信頼度が低い。

≪経過≫
米国では4,5年前からイラン戦争終結を見越して、かなりの住宅建築ブームが起こっていました。ハワイにいる友人も建築中の家の大工さんが確保できず基礎工事から入れると3年に及ぶ工期となってしまっている。
①2007年夏頃から、主に住宅ローン(狭義のサブプライムローン)返済の延滞率が上昇し、住宅バブルがはじけた。
②2008年になって、このローンを組み入れた金融商品が信頼度が悪化の連鎖がおこり、世界金融危機問題が表面化する。



Posted by 三橋 at 12:05│Comments(0)
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