2008年10月05日

思い出をたどる旅

≪思い出か回顧か≫
自分が歩んできた過去の足跡をたどりたくなる年齢に入ってのでしょうか。
なんとなく青春期を過ごした外国の地と古い知人が気になります。
しかし、現実にの直面するとあまりの時の流れの大きさから、しばし言葉の出ないこともある。
マッカーサー元帥の言った「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」というフレーズを思い出す。
≪ロスアンゼルス小東京の変貌≫
日本人社会(コミュニティ)の崩壊か変貌か?
背景には米国の移民規制と日本からの移民希望者が経済成長とともに減ってしまったことがあげられる。
二宮金次郎の台座の説明書きが剥されている!
  
ここを訪れた移民や硬派学生にとって懐かしい、バー「銀馬車」は過去の話か?
  
大正・昭和初期時代の日本人のロス進出期の景観がまだここには残っている。
  
UCLAの聖美がバイトしてた店。  米国の交番というシステムを知っている?
  
日本人社会のビジネス中心街。
領事館、銀行、レストラン、ホテル、ギフトショップが並び「桜祭り」のパレードがあった。
前HOTELニュオオタニは、京都グランドホテルと名乗っているが日本資本ではない。
  
隣地までロスアンゼルス市のダウンタウン大開発が迫ってきている。
小東京は景観的に日本を意識させているが、資本的にはほとんど韓国、中国・華僑系となっている。 次の世紀は、全て欧米化か?
  
人間社会の盛衰の摂理
日系社会は5世社会に入っており、完全な米国人化されてきている。
そう遠くない将来、小東京という日本の文化・景観は消滅することでしょう。
21世紀には、元日本人街「小東京」をいうプレートが歩道に埋め込まれているかも知れません。

  


Posted by 三橋 at 12:52Comments(0)