観戦苦情への名案は

三橋

2008年07月21日 00:00

≪良い方法はないか≫
東北楽天ゴールデンイーグルスのホーム球場、クリネックススタジアム宮城の飲食物の持ち込みについて「もうけ主義が強すぎ」という、20日河北朝刊の記事が載っていました。
雨天で中止となったが18日に観戦に行った身として、理解はできます。
程度の問題かシステムそのものか。

≪スポーツ球団・チーム経営の難しさ≫
在仙台の3つのプロスポーツのトップ経営者(楽天球団島田社長、ベガルタ仙台名川社長、89’s斉藤社長)と御付合いさせて頂いていますが、皆さん立派な紳士的な経営者です。
だから、肩を持つというのではありません。
諸基盤からして関東圏や関西圏と全く違い、比較はできないのです。
健全な経営を優先するか、お客さんの都合を優先するかの選択に迫られてしまいます。
それでは、「無くなってもいいの?」という質問にどう答えるかです。

≪昔に在籍していたメキシコの大学≫
21の学部と7つの附属高校を含めると、約23万人の学生を在籍していました。
一般学生の授業料は年間3000円で、富裕層学生の学費は保護者の収入によって決定されるという変わった州立大学でした。
各チャンパス施設外に、ホテルが2つ、スポーツセンター2つ(都市型と郊外レジャー型)、無税の大学スーパー1店舗、団地1つ、プロ野球球団(1軍、2軍)、プロサッカー(1軍、2軍)、プロバスケットチームを持っていました。
当然、資金源に苦しんでいたプロスポーツ(当時はバスケットチーム)に我々教員の給料が5%投入されていました。
これに文句をいう教員はほとんどいませんでした。これは、オルグージョというプライドと地域意識の高揚の思いからでした。