娘KMの日本研修

三橋

2008年03月26日 02:01

≪受入先が見つかる≫
天童市で受入先が見つかりました。
なかなか田舎では、語学の壁という言い訳で難しいようです。
世界の共通語は、ボディランゲージです。下手にしゃべるよりも身振り手振りの方が通じます。
彼女は、英語・スペイン語・仏語・ポルトガル語・イタリア語に精通していますが、日本語はカタカナ程度です。

≪研究の難しさ≫
彼女は、医学部に入学してバイオ科学部に転部。
メキシコの大学院大学の博士課程前期ではバイオ農学を専攻しました。
博士課程後期は州立ワシントン大学に留学して、米国で有名なりんご栽培の権威の先生についています。

≪実験データ採集の失敗≫
季節に左右される実験分野は大変です。1年に一回しかデータが採れないことが起こります。
娘KMは、実験に使っていたりんご保存冷蔵庫が故障をして1年間棒にふってしまいました。
可愛そうですが、これが生ものを扱う研究です。
何度も失敗を繰り返せる研究分野は恵まれていることがあります。

≪娘KMの将来の夢≫
彼女は、北半球と南半球を股にかけた、フルーツ生産会社のオーナーになりたいそうです。
専門は、「りんごチャン」と「さくらんぼクン」です。
日本のデリケートなフルーツ生産方法を彼女の博士論文に取り入れたいそうです。
上手く行くことを祈ります。
指導教官の都合で彼女が日本に来られるか決まるのは4月末だそうです。
早く会いたいな!