教え子の亡骸に合掌

三橋

2011年04月09日 20:51

≪誰がこんな別れを想定したか≫
書く時が来てしまった。宮城大学学部生、大学院生約1800名の中から1名の犠牲者を出してしまった。大変残念である。
また、家族や家屋や他を失った者、関係者を含めた等々は把握できない。発する言葉が見つからない。
4月3日、津波後3週間以上経ってから教え子のゼミ生の遺体が発見されたと2007年卒業ゼミ同期生から連絡が入った。
7日に院卒のゼミ生と利府町の白寿殿に安置されていた亡骸にお別れをしてしてくる。辛い。
某最大手旅行会社に推薦入社させた可愛いく、人望がある活発な女子セミ長だった。一番気になるのは残された幼子である。
≪時が経つことによって全容が明らかに≫
まだまだ震災後に手が十分届いていない地域が残されております。
今後、更なる訃報を聞くことに留意せねばならないかも知れません。
自宅を流失した4年生が、先輩のリクルート背広を借りて就職活動をしている現実があります。