ゴールデンウィーク後半です

三橋

2007年05月03日 16:04

≪初めて感じる“誰の連休なの?”≫
日本に帰ってきて15年を越えた今、時間があるのに行き先のない連休の真っ只中にいる自分を初めて感じる。自分が日々日本人に戻っていく先に、帰国前に自分が思い描いた日本が何所にあるか見えてこない。

≪何だろう“この現実は”≫
いつからこんな状況になってきたのでしょうか。自分が日本いた35年以上も前には考えられなかったことです。また、自分の子供が小さかった時には思いもしませんでした。日本を20年間も離れていて、自分の無知・鈍感からか日本の変容に気が付かなかったようです。でも、日本の家族って、これでいいの?、これが幸せなの?
・妻は関西の実家
・上の子は中学の友人の家に泊まり
・下の子は小学校の友達の家でゲーム
*僕は、頼まれ・言われることをやっているだけ。俺は、女中か、下足番か、子守か、運ちゃんか、番犬か?

【家庭の観光学】
≪これが日本の“家族のドーナツ現象か”≫
1.社会人となり親から独立
2.結婚して新婚家庭をつくる
3・子供が生まれ核家族が形成される
 ①夫婦の愛情生活
 ②夫婦間に子供(子供達)という核の誕生
 ③夫の役職が上がり、責任のある職場ポストに
 ④妻と子供達の家庭に成立(単身赴任も発生)
 ⑤気が付くと子供が夫婦の通訳となっている
 ⑥孫との接触は娘・息子へのゴマスリ次第
 ⑥定年を近く、妻は多趣味、夫は趣味探し
 ⑦他
 *こういう意味の“子は鎹”なのでしょうか?
4.定年を迎える(どうすりゃいいの)
 *こういう流れや意味での“子は鎹”なのでしょうか?

≪欧米の家族≫
1.大学生(高校卒業すると)になると、親から独立(自宅の近くにアパート借りることも)
2.結婚して新婚家庭をつくる
3・子供が生まれ核家族が形成される
 ①夫婦の愛情生活
 ②夫婦間に子供誕生(子供は親と別部屋)
 ③夫の役職が上がり、責任のある職場ポストに(妻の意見を参考)
 ④仕事よりも家庭を選ぶ(一般的に、単身赴任は考えられない)
 ⑤夫婦が主、子供は従から個人へ成長して親から独立
 ⑥夫婦は何も無かったの如く、昔に帰する
4.悠々自適な早めに定年を希望する(夫婦の趣味のセカンドライフ)
 *最近、欧米も厳しいようで、早期は退職が理想論になってきています。

≪普通のオヤジになって行く“自分にショックと幻滅”≫
1日中、家でダラダラとして終わりそうで嫌です。そうだ、気分晴らしに三越のデパ地下に、夕食の惣菜を見に行こうっと。