大学教員生活最後の採点となる
≪思いを込めた採点≫
学生のコロナ感染報告が増えてくる。
2週間前の月曜日から急遽対面授業は中止、全面オンライン講義となる。
この日講義に登校してきた学生は授業を受けずに寮・自宅へトンボ返り。
残り2コマの授業は、人気のない講義室での独り芝居のようだった。
課した科目の試験・課題レポートを楽しみながらの採点をはじめる。
来週は補講期間であるが担当する科目の補講はない。
しかし、研究室を引き払う準備を進めなくてはならない。
息子に送る書籍をダンボールは30箱になったが、まだ残っている。
捨てた書籍は何百冊になるか、また資料は百キロを超える。
売れるものなる売りたいと調べたら手間賃にもならなかった。
宮城大学を定年した時に相当数の書籍を処分したのに、まだこんなにあるかと驚く。
全てにおいてチョット寂しい気もする。
旅に出たい心境です。