2010年07月31日

旗の歴史と意味

≪なるほど≫
なんとなく分かっているようで、はっきり知らないものです。
勉強させていただきました。記載者殿ありがとう。
    
【日本国旗】
日の丸の意匠は、701年、文武天皇の朝賀の儀において使われたと続日本紀に記録され、以後、平安末期から戦国時代には武門の誉れ、正義の旗印として使われてきました。また、近世初頭に東南アジアへ雄飛した朱印船には日の丸の旗が翻り、江戸時代は専ら幕府の御用船で使われました。
日本が近代の国際社会に参加した時も、外国が日本に国交を求めて頻繁に来航し、外国船と日本の船とを識別することが必になった際、幕府は1854年、「異国船に紛ぎれざるように日本総船印は白地に日の丸幟」と定めました。
明治の新政府も明治三年、改めて日の丸を「国旗」として布告しています。
広島県の世羅高校の事件もあって、正式に国旗を制定する必要性が出てきたため、1999年に正式に国旗として認定しました。
【海軍旗】
最初の十六条旭日旗は「聯隊軍旗」と呼ばれ、1874年に日比谷操練場で日本陸軍近衛第一・第二各聯隊に天皇から授けられた。その後、1889年に「海軍旗章条例」によって軍艦の標識として艦艇の後部に掲げられる「軍艦旗」とされた。ちなみに、艦の国籍標示のために艦首に掲げる艦首旗は、一般の商船と同じく「日の丸」である。

  


Posted by 三橋 at 00:48Comments(0)