2008年06月04日

検便での思い出

≪検便の思い出≫
今日は宮城県職員の定期健診日で、検便というと高校の時の全校朝会を思い出す。
生物の先生に呼び出された同じ志津中学出身の出山が、全校生の前で往復ビンタをくらった。
倒れた出山に、宍戸先生は「貴様、恥を知れ!」と雷のごとく一言怒鳴った。

≪おっそろしー≫
先生は旧制佐倉中学(現:佐倉一高から佐倉高校)出の先輩で陸軍大学出のエリート軍人上がりです。
周りで文句をいう先生は誰一人いませんでした。
むしろ先生方が固まって青くなっていました。
今と違って、先生は偉くて全て正しいと思わされた時代です。
先生に怒られたと言うと、家でもう一度親父に怒られました。

≪しかし、どうして?≫
後で、A組みに行って蕨に理由を聞きました。
何で宍戸先生に張られて黙っていたのか聞いたら、飼い犬のポチの糞を検便に出したのがばれたとのことでした。

≪何故犬の糞とばれたのか≫
検便の日にお通じがなかった出山は、愛犬とは常に食事は一緒なのでばれないだろうとポチのを拝借して検便として提出。
食べるご飯が一緒でも、体毛が検出されることはないのでばれてしまった。
前日、宍戸先生からは自宅の親に殴りますと連絡があったそうです。
どっちもどっち。考えられない時代でした。  


Posted by 三橋 at 00:01Comments(0)